プログラマが知るべき97のこと
この前、はてぶか何かでバズってたのを見て買いました。
構成
97のことがつらつらと書かれているのではなく、
基本的には見開き2ページで収まっていて見やすい。
実査には97のことに加えて、まつもとひろゆきを含む
日本人プログラマーからの10のことも追加されてるので107。
煩悩には一つ足りない。
並び方に関しては謎だが、
さすがO'REILLYさん!カテゴリ別目次ついてます。
- 設計原則とコーディングテクニック
- 技術、知識の習得
などカテゴリに分けられてるので、探しやすい。
中身
書いてる内容としては、結構見たことがあるものが多い気がする。
それは多分、オレがはてぶとかエンジニアのブログとか見てるから。
「ボーイスカウトルール」について書いてあったり、
「1万時間の訓練」について書いてあったり。
とはいえ、やはり一流のプログラマーが書いてることもあるし、
ここに彼らの伝えたいことが(ある程度)集約されているのが良い。
特に、近いところに師匠のような方が居ない自分としては
こういうプログラマの「哲学」や「矜持」のようなものに
触れる機会が少ないのでとても良かったです。
面白かった話というかためになった話
さくっと並べておくので立ち読みする時にでも、見てみてください。
- 01. 分別のある行動
- 06. リファクタリングの際に注意すべきこと
- 36. ハードワークは報われない
- 46. すべきことは明確に
- 48. いろいろな言葉を学ぶ
- 68. 「人間」を知る
- 75. 面倒でも自動化できることは自動化する
結局のところ
こういう話を聞くと「当たり前でしょ」と言われそうだけども
「当たり前」でも「大事」なことがたくさん書いてある本でした。
僕のように師匠いないけどプログラミング始めたぜ、みたいな人とか
新社会人になってプログラミング始めました、みたいな人とか
3年目ぐらいのプログラマが買うと非常に良い本かな、と思いました!
普通の読み物としても面白かったですw
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
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